10年前 新聞奨学生の死 〜実際の仕事の条件が・・・〜

だんだんと仕事の条件がわかってきた。わかるにつれて、これまで奨学会で説明されていた内容とは程遠い事がわかりはじめた。

「どういう事なんだ・・・」

動揺・不安はとまらなかった。

・紹介されていた仕事内容 
 ↓
 実際の仕事内容 

という形で表記する。


■仕事
新聞配達、集金、付帯業務(チラシ作り)

配達、集金、付帯業務(チラシ作り、日曜店番、神奈川旬報の配達、宣伝紙配達、排紙回収)


■営業
自由。

強制業務。月二回は勤務時間外に拡張業務を行う事を義務化。

■住環境
1Rアパート。UB・フローリングのきれいな部屋。

先の日記で説明済。築30年のアパートにまだ住めるとはな。(余談だが2009年現在も現存)

■給与
月13万円。(食事付きの場合は3万円天引)
賞与 年二回 各6万円

食事つきの為月10万円
賞与 年二回 6万円(という名目だが・・・次回以降で詳しく解説)

■タイムスケジュール
 ・4時起床。30分後配達店へ、
  ↓
 2時起床・2時半には配達店へ。 遠方地にチラシを抱えて運ぶ。

 ・5時配達。7時頃販売所帰着。
 ↓
 4時半配達。 6時半に販売所帰着。
 チラシ作り。

 7時30朝食。

 8時シャワーを浴びて学校へ。
 ↓
 8時シャワーはありません。そのまま学校へ。

・9時授業開始
12時授業終わり。自習・課外授業等
15時帰着準備
16時販売所帰着。夕刊配達。

14時半には    販  売  所   に  帰  着
(課外授業・自習不可能)

・15時半 夕刊配達。
 18時夕刊終了・集金。
 19時販売所帰着。夕食。
 20時 アパート着。自習等。
 22時 就寝

・(6時間は睡眠できる予定)
 


(4 時 間 ち ょ っ と し か 寝 れ ま せ ん)

■休日
週二日 休刊日。

実際には日曜日は朝刊あり。休刊日は夕刊あり。
週一指定日の長夕休日はあったが、その日に学校の授業を集中する事になっているが、
学校側で授業の指定が無い日も多々(これは学校側の問題だが)



話が違い過ぎる。




もう既に学校に行く準備を整え、学費納入等の手続きが終わった後に発覚するのだ。


もう後に戻れない。


辞め た くて も        辞 め られ         ない。


脳が灼かれる思いだった。